中野益久羅さん 札幌市役所
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卒業生インタビュー

中野 益久羅さん
教養学科 卒業

勉強以外の学内活動やクラブ活動、今までやったことがないようなことを積極的にやることで、やりたい仕事や夢に向かって少しずつ近付けるのではないかなと思います。

秘書とはどのような仕事ですか?

基本は記録を残したり書類の整理が多いです。市長がどのような方に会われたか、どこに訪問したかなどを全て記録しています。
その他、札幌市には様々な局や区があり、そこから毎日たくさんの報告が入るので、それらをいつ市長にお渡しするのかなど、係長と二人体制で相談しながら業務を行っています。

市長秘書のプレート

この仕事を希望した理由は?

看護師の母には、看護師や安定した職に就いて欲しいという希望がありました。
母が仕事をする姿を見ていて、自分が結婚をして子育てをすることになっても仕事を辞めるのではなく、そのような環境でも一生働き続けられるのは公務員かなと思いました。
高校生の時に通っていた塾の先生に相談すると、そういう仕事なら公務員か金融関係などを目指すと良いのではないかとアドバイスされ、私自身もそう思っていたこともあり、この仕事を希望しました。

中野 益久羅さん

武蔵女子短大を希望した理由は?

私が高校生の時からずっと就職の話をしていたので、高校の先生に勧められました。
武蔵は就職率が高く、2年間だけどビジネスマナーをきちんと学べるということ、当時推薦が多かったということが希望した理由です。
あとは公務員講座もあると入学前から聞いていたので、「手厚く支援してくれるのは武蔵だよ」と勧められました。
武蔵を志望している友人も多かったので、武蔵はすごく良いなと思っていました。

武蔵の「公務員講座」とはどんなものでしたか?

予備校の先生が出張講座という形で来てくださり、授業の後に講座がありました。公務員試験は他の試験とは傾向が異なるため、その対策として主に筆記の勉強を行い、面接はまた別の先生がいらっしゃってくださいました。
それ以外にも私は公務員の予備校にも通っていました。

大学のバックアップはどうでしたか?

とても手厚かったです。
私は公務員の予備校に通う時期が遅くて超集中型のコースに2年生の7月頃から通い始めましたが、大学ではすでに受けていた面接の練習が予備校でもあって、「学校でも結構やっているの?」と言われるくらい褒めていただけました。
大学は何人もの先生が見てくれます。 一人の先生だと話すことが偏ったり先生の好みになってしまうため、いろいろな先生に見てもらうようにとアドバイスがあり実践していました。

中野 益久羅さん

卒業論文が表彰されたそうですね?

卒業論文は2年生の時に書くのですが、2年生では心理学のゼミに入っていました。そのゼミで学んだことと自分の興味があることを関連付けて論文を書きます。
私は「絶対優秀賞を取ります!」と言いながら論文を書きました。
毎年、優秀賞の学生は卒業式に表彰され、私と他1名の2名が受賞しました。

卒業論文のテーマは?

心理学と絡めて、男女の仕事に対する意識の差というものを書きました。
私には仕事を辞める考えは無かったのですが、周りには「結婚したら仕事を辞めたい」と言う人も、なかには「卒業したら結婚するから就活はしない」と言う友人もいて、それが面白いなと思いました。
専業主婦になる考えの人と、私のように一生涯働ける仕事を探している人がいて、なぜそうなるのだろう?と思いました。
心理学の授業は多くの学生が履修していて、先生もアンケートを取る際に協力してくれたので、その結果をグラフなどにまとめて卒論を書きました。
タイトルもちょっと難しいものにしたのでそれが良かったのかもしれないと思っています。(笑)

中野 益久羅さん

仕事で役立った学びは何ですか?

ビジネスマナーです。
1年生からビジネスマナーの科目があり、それを受けたくて入学する学生も多かったそうです。
先生が立ち方、お辞儀の仕方、電話の受け答え、大学ではあまり使わない御祝儀袋の使い方や香典袋の種類なども学んだことが、今のこの部署になってからすごく役立っています。
メール文書の作成の仕方や秘書検定に出てくるような内容を一通り教えてもらえます。
例えばですが、ビジネスメールで絵文字は使わないなど今なら分かることですが、高校や大学を卒業してすぐやってくださいと言われたら少し不安かもしれないので、学んでおいて良かったと思います。

中野 益久羅さん

武蔵女子短大を目指す高校生へ

個人的には勉強以外の学内活動やクラブ活動、今までやったことがないようなことをするのも良いと思っています。
私には尊敬している友人がいて、一緒にライラック学生会に入っていました。その友人が体育祭の責任者になってその時期が一番忙しく、テストもアルバイトもこなしながら第一志望の就職先にも決まっていました。友人は忙しい中でもとても自信に溢れていて、慕っている後輩も多く、経験が自信に繋がってキラキラした状態で面接に臨んでいました。
勉強も大切ですがそれ以外のことにもぜひ目を向けてください。 今まではそうじゃなかった人も積極的に手を挙げられるようになれば、やりたい仕事や夢に向かって少しずつ近付けるのではないかなと思います。

卒業生インタビュー

Future

武蔵で学んだ全てが
今の自分に活かされています。

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浪人するのではなく、ここで学びながら編入をする決意でした。

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